LPガス原料費調整制度とは

当社では、ガス料金の透明性を図るため2025年4月よりLPガス原料費調整制度を導入いたします。
LPガスは石油と同様に海外からの輸入に依存しており、サウジアラビア等の産ガス国が毎月決定する輸出価格(CP)や為替レート(TTS)等の変動により輸入価格が変動します。原料費調整制度とは、電力・都市ガス事業者でも料金の透明性を維持する為、既に導入されている制度ですが、これらのLPガス原料費が予め定めた基準原料価格より一定の幅を超えて変動した場合に、LPガス従量料金を調整させていただくもので、当社では2ヶ月ごとに調整を行います。
調整状況につきましては、当ホームページおよび毎月の請求書にてお知らせいたします。

原料費調整の計算方法

1・平均原料価格を算定

平均原料価格 = 適用期間前2ヶ月の「CP×前月為替」の平均値
CP:サウジアラビアのLPガス輸出価格(㌦)
為替:前月1日から末日の平均為替(TTS電信為替)
・小数点第一位を四捨五入

2・平均原料価格と基準平均原料価格の差額を計算し、原料変動額を算定

原料変動額=平均原料価格(円/トン)-基準平均原料価格(円/トン)
※平均原料価格が下落した場合はマイナス調整し、平均原料価格が上昇した場合はプラス調整し、変動額が±5円(1m³あたり)未満の場合は、料金の安定化の為調整は行いません。

3・調整額を算定し単位料金に反映

単位料金は基準単位料金に調整額を加減します
単位料金=基準単位±調整額
翌月に適応する調整額は当社ホームページと請求書にてあらかじめお伝えいたします。

    調整額の適用期間

    原料価格の2ヶ月平均値は、平均値をとった翌月と翌々月の請求に反映されます。